「嶋良作翁之像」。

(あしあと その704)

ひのまる公園の北に、道道を挟んで烈々布神社の境内が南北に細長く広がっています。第一鳥居を入って奥にある社殿に向かって進むと、第二鳥居の手前の左手に鉄柵で囲われた一角があり、そこに胸像が建てられています。

胸像は御影石の台座の上に載せられており、台座の正面には、「嶋良作翁之像 北海道知事 町村金五書」と記されたブロンズ板がはめ込まれています。

胸像の脇には、「嶋良作翁胸像建立寄附者名」と題された石板が置かれており、そこには多数の氏名が刻まれています。

台座の背面には、

「嶋良作翁明治末年富山県よりこの地に写り開拓の鍬を揮う のち要請により札幌村役場に入り助役並に初の民選村長に及ぶ三十七ヶ年

誠心一途開発行政に盡瘁(じんすい) 荒蕪痩地に今日の繁栄を築く 名誉村民に推戴札幌市政功労者の表彰を受け 勲六等に叙せらる 

天意に即して私心なく 和顔謙虚 人々その德を敬慕し 郷党の醇風自ら成る 

翁いま九十歳を迎いていよいよ矍鑠(かくしゃく) 人心の平和を念じこの地の発展に献身する まことに郷土の師表である

ここに住民一同翁の胸像を建立 相集うてその德行を顕彰し後代に傳(つた)う

昭和四十五年十一月七日 嶋良作翁顕彰協賛會」

と記されたブロンズ板がはめ込まれています。

歴史のあしあと 札幌の碑

ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑、記念碑が気になり始めてから、沢山の人にその存在を紹介してこうと思い、はじめはブログから始めました。札幌の歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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