「開基大嶋金蔵翁頌徳碑」。

(あしあと その628)

大覚寺の中庭に、木々に囲まれて大きな石碑が建てられているのが分かります。これは、「開基大嶋金蔵翁頌徳碑」です。

台座の上に建てられた石板の碑面には、「開基大嶋金藏翁頌德碑」と刻まれています。

台座の正面にはめ込まれている石板には、上部に篆刻の4文字が浮き彫りにされていますが、これは判読できていませんが、「流芳民載」と読み取れるのではないかと思います。その下には次のように刻まれています。

「大覺寺開基大島金藏翁彰功壽像誌銘

翁以嘉永五年十月十日生于新潟縣頚城郡金谷村父称八右衛門明治十七年三月渡道從事受負業仝三十九年營酒造業至今日翁真贄公明謀事必達郷党德之以故自幌都開發之始政治宗教社會公共之事無不總于與皆被推為一方之重鎮就中定山渓鉄道之有今日全竢翁之専心努力所人之敬服也翁復任侠為公私義捐不遑枚擧殊大正四年以來喜捨十數萬之巨資創剏大覺精舎今日所以為輪煥之〇者殆翁篤信之發露也〇記其徳行傳不朽云銘曰 公明貫一生臨時絶〇情萬里一條鐵驀進大覺城 昭和二年十月 中央文英篆額 大覺現住全籌謹誌」

大島氏は、大覚寺の創設にあたって土地を寄進し、同寺の開基とされました。碑銘に「定山渓鉄道」の文字が刻まれているのは興味深いところです。

歴史のあしあと 札幌の碑

ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑、記念碑が気になり始めてから、沢山の人にその存在を紹介してこうと思い、はじめはブログから始めました。札幌の歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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