「信濃神社 旧社号標」。

(あしあと その617)

JR函館本線と千歳線が分岐した三角形の中央に位置する信濃神社は、閑静な住宅街の中に広大な境内が広がっています。その表参道の第一鳥居脇に建てられているのが、「信濃神社 旧社号標」です。

札幌軟石でできた四角柱の碑面には、「村社 信濃神社」と大きく刻まれています。その右側面には、「昭和二年九月十五日建之」と刻まれています。

「村社」は神社の旧社格の一つで、社格制度は明治4年の太政官布告によって制定されたものです。これは神社を等級化した制度ですが、戦後GHQによって廃止されました。その当時、社号標に刻まれていた社格は、セメントで埋められるなどしてGHQの干渉を免れ、そのまま現在に至るものが大多数ですが、信濃神社の旧社号標のように復元されたものもあります。

ちなみに、社格は「官社」、「諸社」、「無格社」に分けられ、「諸社」がさらに「府県社」、「郷社」、「村社」に分類されていました。

歴史のあしあと 札幌の碑

ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑、記念碑が気になり始めてから、沢山の人にその存在を紹介してこうと思い、はじめはブログから始めました。札幌の歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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