「白石開基百年之碑」。

(あしあと その571)

白石神社の大鳥居の脇にある石碑で、白石藻岩通の歩道沿いに面して建てられているのが「白石開基百年之碑」です。

石組みの台座の上に自然石でできた碑が置かれており、碑面に大きく「白石開基百年之碑」と刻まれています。

台座の正面に石板がはめ込まれており、それには

「いまここに白石地区は輝く開基百年を迎えた

百年前千古斧鉞をいれない原始林であつたこの地区は先達のたゆまざる開拓の努力により拓け今や人口十五万を数え大札幌の東玄関としてまさにその一翼になつている

われらさきに白石東白石厚別東札幌菊水など旧村五地区の人びととはかり白石百年記念事業をおこしこの記念碑を建立 以つて先達の業績を永く顕彰しその開拓精神を後代に受け継ぐよすがとした

昭和四十五年十月二十五日

白石開基百年記念事業協賛会(以下略)」

と刻まれています。

石碑のそばには、半ば壊れた立方体の「白石入植の地」と記された説明板が残されています。

その一面には、次のような説明書きされています。

「明治4年(1871年)元家老佐藤孝郷を中心とする旧白石藩士らが、現在の国道12号線の南北両側に東西約3.6kmにわたって割りあてられた土地に入植した。開拓判官岩村通俊は人々の働きぶりに感銘し、ここを「白石村」と名づけた。明治7年(1874年)村の守り神として白石神社が入植地の東端に建てられた。境内には白石村開村40年を記念して建立された「白石開村碑」がある。」

更に別の一面には、「白石村土地割図(明治4年)「奥羽盛衰見聞誌下編」より」と書かれた、入植当時の土地割図が記されています。

このままの状態で残されているのはしのびないので、少しでも早い修復を望みます。

歴史のあしあと 札幌の碑

ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑、記念碑が気になり始めてから、沢山の人にその存在を紹介してこうと思い、はじめはブログから始めました。札幌の歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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