「真駒内稲作試験場跡」。

(あしあと その69)

真駒内本町の中心部を通る国道453号、通称真駒内通。この国道に沿って真駒内第一公園がありますが、この公園内には記念碑がたくさんあります。

そもそもこの公園が広がっている場所は、かつての「真駒内稲作試験場」の跡地であり、公園の片隅に案内板が建てられています。

それには

「真駒内稲作試験場跡

明治26年(1893)に北海道庁が、新田造りに堪能な京都の儀賀重右衛門を雇い真駒内用水路から水を引き約1.8ヘクタールの水田を作らせた所です。明治35年(1902)まで稲作試験を行い、水稲作りの改良普及に大きな役割を果たしました。

真駒内連合町内会」

と書かれています。

この試験場まで水が引かれていた真駒内用水路は、約4㎞の流れとなって現在も残っており、真駒内川から取水して真駒内中央公園で池を作り、そこから真駒内の住宅地を流れて真駒内曙公園を通り、自衛隊真駒内駐屯地内を流れて精進川に合流しています。

この用水路の水はこの試験場の水田のほか、元はかつて真駒内の地に広がっていた牧牛場の家畜の飲料水や農機具の洗浄用、水車の動力用として使われていました。

歴史のあしあと 札幌の碑

ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑、記念碑が気になり始めてから、沢山の人にその存在を紹介してこうと思い、はじめはブログから始めました。札幌の歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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