「札幌市道路元標」。

(あしあと その17)

北海道庁の正門脇にある高さ40センチほどの小さな石碑。これは、復元された「札幌市道路元標」です。

大正8年に公布された「道路法」で、東京が起点となる国道4号の終点地にこの場所が定められたことに伴い、昭和3年の法律の施行に合わせて設置されました。

最初に設置された元標は、長年の風雪にさらされて風化が進んだため、昭和57年3月現在のものに再建されました。そのことが、この碑の背面のレンガ塀に掲げられたブロンズ板に記されています。元標の題字は、当時の北海道知事堂垣内尚弘氏の筆によるものです。

昭和27年の「新道路法」の施行に伴って国道4号は一級国道5号となり、その終点地も現在の北1条西4丁目に移りました。

('15/04/29 追記する)

ブロンズ板には次のように記されています。

「この道路元標は

北海道及び札幌市の道路の起終点として、昭和三年にはじめて設置したが、昭和五十七年三月に再建したものである。

道路元標とは、各市町村の国道、道道の起終点となっていたものである。

この道路元標は北海道知事堂垣内尚弘の筆によるものである」

また、碑の背面には「昭和五十七年再建 北海道」と刻まれています。

歴史のあしあと 札幌の碑

ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑、記念碑が気になり始めてから、沢山の人にその存在を紹介してこうと思い、はじめはブログから始めました。札幌の歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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