「逓信従業員殉職碑」。

(あしあと その467)

円山公園坂下グラウンドの森林側にひっそりと建つ碑が、「逓信従業員殉職碑」です。白御影石でできた高さ約6メートルの正柱の碑は、鬱蒼とした森の中に堂々とそびえたっています。

碑面には大きく「逓信從業員殉職碑」と刻まれており、その左脇に「明治神宮宮司陸軍大將從二位勲一等功二級一戸兵衛書」と添えられています。

碑の台座部分には、殉職された英霊を安置するためのスペースが設けられており、そこに英璽簿が収められています。その蓋に当たる石板には、「芳名留碑而不絶祭祀 昭和三十二年十月二日 郵政大臣田中角栄」と刻まれています。

この碑の背後には、本碑と同質の石で造られた打ち捨てられたような石が置かれています。

何かの端材なのかなと思いましたが、自然石を台座にして固定されており、かろうじて「請負人 菅沼」の文字が刻まれているのが読み取れます。本碑とどのような関係があるのかはわかりません。

北海道の郵便局は、明治5年7月、函館に郵便役所が置かれたのが始まりだそうです。

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